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トーチウッド、OZ、ブラシス、スパルタカスなどの海外ドラマを中心に感想(という名のツッコミ)を書いています。

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※ネタバレがあります。これからご覧になる予定の方はご注意ください。
ミルク [DVD]2008年 アメリカ作品
ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ他

1978年、ハーヴェイ・ミルク(ショーン・ペン)は、暗殺されたときの備えとして、テープに遺言を録音する。
MILK02.jpg1970年、ハーヴェイは誕生日の夜をひとりで過ごしたくないと、地下鉄で行きずりの青年スコット(ジェームズ・フランコ)を家に誘う。ゲイであることを隠して過ごす彼にスコットは、"新しい世界"に飛び込むよう勧める。
1972年、ハーヴェイはカストロ地区でスコットとカメラ店を営み始め、ゲイが住みやすい場所にしようと夢見る。カストロ区にゲイたちが集まり始めると、彼はゲイフレンドリーな店とそうでない店をリストアップ。売上が激減した店は次々と閉店。ハーヴェイの店にはゲイだけではなく、彼が影響を与えたストレートの人物も来るようになった。そうしてハーヴェイはカストロ地区でますます力を付け、いつしか"カストロの市長"と呼ばれるようになっていた。
ある晩、警察が"手入れ"としてバーに突入。客らと闘いになる。負傷者を多数出し、ハーヴェイはゲイの権利や利益を守るため、自分たちの主張を訴える代表が必要だと考え始める。ハーヴェイはサンフランシスコの市政委員に立候補するが、ゲイ雑誌の協力を得ることに失敗。32人中10位と6つ議席に届かず落選する。
1975年、1976年と、ハーヴェイはサンフランシスコの市政委員や下院議員に立候補する。彼はスコットに、この選挙に落選したらもう立候補はやめると約束する。対立候補のひとり、アニタ・ブライアントは敬虔な信者で、ゲイの権利を認める条例の廃止を訴えていた。結果彼女は当選し、ハーヴェイはまた落選する。だが確実に票は伸びており、これまでで最高の得票率になった。また選挙区制が認められれば、その地域で票を集めていた彼にとって、勝利の可能性は高まった。
MILK04.jpgゲイの権利を認める条例に対する廃止案が、大きく得票率を得る。その頃カストロ地区では暴動寸前に。ハーヴェイは暴動を防ぎ、ゲイの公民権を訴えるデモ行進を行なう。その後選挙法が変わり、それぞれのマイノリティが、自分たちの代表を選べるようになった。
1977年、サンフランシスコの市政委員に、元警官で敬虔なカトリック教徒のダン・ホワイトが候補に立った。ハーヴェイも立候補するが、彼を支えきれなくなったスコットは去っていった。ハーヴェイはスコットの代わりに、レズビアンのアンを選挙マネージャーに迎え入れる。アンの働きで、ハーヴェイは新聞2紙の支持を得る。11月、初めてハーヴェイは勝利した。
1978年1月、ハーヴェイは市政委員に就任。上院議員のブリッグスがアニタ・ブライアントと組み、教育現場からゲイの教師を追いだそうとした。ホワイトに協力しようとするハーヴェイを運動員クリーブたちは反対する。彼はホワイトがクローゼットなゲイではないかと感じ取っていた。だから協力しようとしたのだ。ホワイトが精神病院建設に反対するのを支持していたハーヴェイだったが、後にその病院が子供のためだというのがわかり、建設に賛成する。
MILK03.jpgウィチタでゲイの雇用に対する保護案は廃止に。ハーヴェイはクリーブに抗議集会を開かせ、自分が調停役を演じる。マスコミは彼に「みごとな調停」と書き立てた。これによってハーヴェイは注目を浴び、市政委員たちはサンフランシスコのゲイ公民権条約に賛成。可決する。
1978年7月、ゲイパレードに参加したハーヴェイは、演説台の前に立った。彼は「家族に、友人にカミングアウトしろ!」と訴える。ブリッグスやアニタ・ブライアントらの拠点でブリッグスと討論会をし、ますます注目されていった。この注目の裏で、新しくハーヴェイの恋人になったジャックは、孤独の中で自殺する。
1978年11月、ゲイの公民権を奪う"提案6"の投票が始まる。ロサンゼルスが65%で提案6を否決したのを皮切りに、次々と他の地区でも否決。ハーヴェイらは勝利した。ひとり反対したホワイトは辞職するが、すぐに撤回。再任を望み、市長に面会する。しかし市長は拒否。ホワイトは市長を撃つと、ハーヴェイを自分の元のオフィスに呼び、銃殺した。カストロ地区では、3万人以上の人が追悼デモ行進を行った。


すごく久しぶりにショーン・ペンを見たんですが、痩せててびっくりしました。演技力のせいか、ゲイっていわれても殆ど違和感を感じなかったのにも驚きです。
劇的に演出したシーンはあまり見られず、淡々とした進み方が却って真実味を感じさせました。
MILK01.jpgハーヴェイ・ミルクのことはよく知らなかったんですが、ずっと落選し続けて、たった1年しか市政委員をやっていなかったのが驚きでした。まだこれからというときに亡くなってしまって、無念だったんじゃないかと思います。ストレートなら持ってあたり前の権利を、こんなに戦って勝ち取らなきゃいけないなんて、本当に厳しい時代だったんだと痛感しました。いや、でもまだ続いてますよね。DADT(Don't ask, don't tell)は撤廃したけど、同性婚のこととか、まだ戦っていかなくちゃならないことがゲイの人達にはたくさんあります。ミルクはその一歩を切り開いたんだと思いました。
ゲイだからといって解雇されるっていうのが納得いかないんですが、どうしてそういう思考になるのか… 「神が同性愛を否定してるから」おかしいだのモラルが低いだの言っちゃう? なんか思考停止してますよね 自分で理由も考えられず、「お母さんがダメって言ったから」みたいな子供の思考ですよ。
ブリッグスが討論会で「ゲイの教師は生徒をゲイにする」みたいな話やまるでゲイ=小児愛好家みたいな頓珍漢な話をして、ミルクに突っ込まれてたのが笑えましたが、支持者がブリッグスのいうことに拍手したりうなづいたりしてたのが恐ろしいです。同じ思考の人がこんなにいるのかって。
MILK05.jpgスコットがなんだかちょっと可哀想でした。ミルクの家から出ていく時も、彼はオペラを聞いててスコットの方を見ようともしないし。最後は一緒にオペラを見ようなんて約束して、また元の関係に戻れるのかと思いきや… スコットは別れてからも度々会いに来てミルクの意志を継ぎ、出会いこそ行きずりだったけど、彼をずっと愛してたのかな?と思うと切ないです。それにしてもジェームズ君、「スパイダーマン」で見た時よりムッチリして管理人好みになりました(笑)
クリーブが後世あんなに重要人物になるとは思いませんでした。ミルクの運動員の中でも重要な役回りをしてたのには違いがありませんが。最初全く政治に興味を持ってなかったですもんね。ミルクの影響力を感じました。
ホワイトは結局どっちだったのかな? ミルクはゲイじゃないかって疑ってましたけど。何に対しても白黒付けないといけないような考えでカトリック教徒の多い保守的なところで育った人がゲイなんだとしたら、それはそれで彼にも人には計れない苦労があったんだろうなと思います。周りからの圧力も相当あったのかも。時代が時代なら、彼はカミングアウトできたかもしれないし、ミルクとはいいライバルや同志でいられたのかもしれません。

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ゆうき

  • Author:ゆうき
  • 洋画、海外ドラマ、ドキュメンタリーが好き。
    割りと飽きやすいので感想が完走してないのも多いです(^^;
    たまに萌えが炸裂している感想もあるのでご注意下さい。(一応直前に警告文を入れています)

    画像は「ブラザーズ&シスターズ」のケヴィンことマシュー・リースさんです♡ 出演作をレビューしています。

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