Always Have, Always Will

トーチウッド、OZ、ブラシス、スパルタカスなどの海外ドラマを中心に感想(という名のツッコミ)を書いています。

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※ネタバレがあります。これからご覧になる予定の方はご注意下さい。

Iht(Chaiwat Thongsaeng)、Maek(Rattanaballang Tohssawat)
原題「เพื่อน...กูรักมึงว่ะ(Friend...I love you)」 2007年 タイ作品

メイは殺し屋をしている。母がAIDSのために金が必要なのだ。彼の弟マオもAIDSだった義父から強姦され感染していた。
メイは元軍人で警官イットの拉致を依頼される。彼が組織の秘密を知ったからだ。メイは外で婚約者サイとデート中だったイットらを襲撃。ボスのところへイットを連れて行ったメイは、イットが悪人でないことを知り殺害を拒否。銃撃戦になり、メイは組織から追われることになった。
イットは撃たれたメイと逃げ、メイの隠れ家であるビルの小屋に隠れる。彼の肩から銃弾を抜き取り、甲斐甲斐しく彼の世話を始めた。また彼に家族がいるのを知り、メイの母親と弟マオにメイがしばらく戻れないことを伝え、自分の金をメイからだとマオに渡す。
夜、イットは婚約者サイに、しばらく帰れないと電話。メイのことが心配なのだ。小屋に帰ったメイは突然何者かに襲われる。イットがボスが差し向けた殺し屋に尾行されていたようだ。だがふたりで殺し屋を返り討ちにする。
傷も治りかけ、ひとり屋上でドラム缶風呂に入っているメイに、イットは「背中を流そうか?」と声を掛けた。戸惑うメイだったが、そうしてもらうことにする。肩越しに見つめ合ったふたりはキス。そして抱き合った。夜イットが目覚めると、メイが自分に銃を突きつけて立っている。メイはイットと関係したことを後悔していた。「自分の気持ちに素直になって欲しい」と訴えるイットだったが、メイはただ銃を突きつけ「出て行け!」と繰り返すだけだった。帰ってきたイットの様子に、サイは違和感を覚えた。
BangkokLoveStory09.jpgメイを忘れられないイットは何度も屋上へ向かったが、メイはイットに会わないよう徹底的に避けた。イットは思い立って携帯電話をメイの元に置いていくが、何度電話してもメイは出ようとしなかった。ある日イットが小屋に向かうとそこには人形が置いてあり、彼はメイが完全に自分を無視しているわけではないと知った。イットは家に人形を持ち帰ると、それを抱いてソファで眠った。翌日イットは、屋上でメイのハーモニカの音を聞く。彼はそばにいるであろうメイに向かって、自分の気持ちを告白。メイは物陰に隠れると、涙ながらにその告白を聞いた。サイはそんなイットとの間に、大きな距離を感じていた。
メイの留守中、マオらは周囲の偏見と暴力に苦しんでいた。マオたちがAIDSだとわかった若者たちが、マオに暴行していたのだ。夜暴行されているマオに出会ったイットは、彼を助ける。「奴らにされるがままなのか?」と問うイットに、マオは悔しそうに「負けるとわかってるのに。運が悪すぎる…」と答えるのだった。
バイクを売って金にしたメイが実家に帰ろうとすると、実家の前でイットが待ち伏せていた。メイは唖然としながらも惹き寄せられるようにイットと熱いキスを交わす。その様子を偶然メイの母親が、そしてイットを尾行してきたサイが見てしまう。
我に帰ったメイはイットから離れ、母親とマオのもとへ向かう。マオが金を持っていることを不審に思ったメイに、マオは売春していることを告白。それを聞いてしまった母親は自殺を図った。まだかすかに息があり彼女を助けようしたメイだったが、メイを狙った銃弾が母親に命中する。サイは自宅で衣装合わせの時のビデオを見ていた。その中でイットと友人のただならぬ雰囲気を察し、イットに別れを切り出した。
メイを捜すイットに、マオから連絡が入る。ふたりで町を出る約束をしていたのだが、メイが「仕事を片付けてくる」っと言ったまま戻らず、心配でイットに連絡したのだ。イットはそれを聞くとメイのところへ向かった。殺されないためには殺すしかない。メイは次々と手下を撃つとボスを殺害し、その場を後にした。入れ替わりにイットがボスの屋敷を訪れる。メイを捜してボスの部屋に入ると彼の愛人がおり、殺されると勘違いした彼女は、イットに向かって何度も発砲した。
ホームで待つマオの元に現れたメイだったが、直後に警官に取り囲まれ逮捕される。マオはどうすることもできずホームで倒れた。
BangkokLoveStory12.jpg収監されているメイの元にイットがやってくる。彼はマオの面倒を見ると言う。メイはイットの目に違和感を感じた。ボスの愛人が撃った弾がガラスに当たり、その破片がイットの目を傷つけ、彼は失明していたのだ。
(※)病院に何度かマオを見舞っていたイットは、ある日彼のベッドが空になっているのを知る。マオは自殺した。メイは獄中でそれを知り、彼の遺書を読んだ。メイはマオを絶望を感じ泣いた(※)
25年の刑期の後、メイは釈放される。刑務所の外には雨の中をイットが迎えに来ていた。彼はまだ目が見えなかった。「俺がお前の目になる」メイがそう約束したとき、銃声が響いた。イットは倒れたメイに手探りで近寄ると、彼に泣き縋った。
数ヵ月後、イットがメイに渡した携帯電話を見ていた。メイがその中にビデオを遺していた。それはメイからの初めての告白だった。


英版、米版DVDでは、あらすじの※部分がカットされ、特典として収録されています。
2008年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でも上映された作品です。タイではゲイ物といえばコメディなんだそうで、こういうシリアスな同性愛映画は意外と珍しいんだそうです。しかも激しいメイクラブ・シーンまであるので賛否両論だったとか。
これは泣けます そして萌えます
どうしてイットやメイ家族がこんなに不幸になっていかなければならないか、もの凄く理不尽さを感じます。特に弟マオが可哀想でした。義父にレイプされてAIDSになって自殺だなんて… 最後も最後で、メイの出所まで25年待ったんだから今度こそ幸せに…と思ったらいきなり撃たれてるし… 真相はわかりませんが、もしイットへの角膜移植のためにメイが自分を殺してくれるよう頼んでたんだとしたら、「イットが望んでたのはそんな事じゃないよ」って言いたくなりました。
恋愛部分でもかなり切なくて泣けます。メイがイットを拒むのは、殺し屋と警官かつターゲットという関係のこともあるんですが、ゲイということがどうしても義父を思い出させてしまうから。実はメイも義父にレイプされかけたらしいのです。でも徹底的にイットに会うのを避けてはいるけど拒否しきれない部分もあって、またイットがさして躊躇もなく一途にガンガン気持ちをぶつけてくるのが熱くて、なおさら切ない気持ちにさせられます。
そんな感じでとても切ない話なんですが、何気に笑えるツッコミどころもありました。タイはやっぱり暑いせいかやたら下着一枚タオル一枚になってるシーンがあるし、イットがメイに追い出されて下着姿のままバス停で泣き崩れたり家まで帰ったりするし(服はちゃんと持ってきてますw)、全裸になるシーンでうまい具合に柱が股間を隠すシーンがあって笑ってしまいました メイの面倒をみるイットのあまりの甲斐甲斐しさも可笑しかったです。動けない間の世話はもちろん、動けるようになってからも薬も飲ませてあげたりとかして(笑) メイも驚きながらも「まぁいいか…」ってイットに世話されてるのが可愛いし萌えるし可笑しいです。そんな感じで微笑ましく笑える部分もあるから、切なさ悲しさが余計に際立ってました。
個人的に、設定に燃(萌)えました 殺し屋とターゲットの警官ですよ! もういかにも何か起こりそう! こういうクライムアクションとゲイが共存する映画って、他には「Burnt Money」くらい(「ケレル」もかな?)しか見たことがなかったので新鮮でした。普通のゲイの人の日常を描いたのもいいですが、こういうのもいいですね~ ゲイストーリーのフィルム・ノワール、もっとないかな? キャラが硬派なのもいいです。メイにメロメロなイットはともかく(笑)、メイは一貫してクール。そういうキャラが、相手の知らないところで相手を想ってるところを垣間見せるのがたまりません! 映像的には綺麗に撮りながら、泥臭さが無くなっていないところが人間味溢れていて良かったです。香港映画を彷彿とさせました。
最後、役者さん情報ですが、イット役のChaiwat君が当時18歳(若ッ!)、メイ役のRattanaballang君が27歳、マオ役のWeeradit Srimalai君が20歳だということ。Chaiwat君、Rattanaballang君ともにノンケだそうです。いい体してるし可愛いのに残念 Rattanaballang君はこの後、映画では管理人の苦手なホラーにばっかり出てるのもちょっと残念です。Chaiwat君の方は、下着モデルをやっている画像を見ました。

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ゆうき

  • Author:ゆうき
  • 洋画、海外ドラマ、ドキュメンタリーが好き。
    割りと飽きやすいので感想が完走してないのも多いです(^^;
    たまに萌えが炸裂している感想もあるのでご注意下さい。(一応直前に警告文を入れています)

    画像は「ブラザーズ&シスターズ」のケヴィンことマシュー・リースさんです♡ 出演作をレビューしています。

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