Always Have, Always Will

トーチウッド、OZ、ブラシス、スパルタカスなどの海外ドラマを中心に感想(という名のツッコミ)を書いています。

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※ネタバレがあります。これからご覧になる方はご注意ください。
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小史(胡軍)、阿蘭(司汗) 1996年 中国作品

紫禁城にある公衆トイレ、通称"東宮西宮"は、同性愛者の出会いの場所になっている。中国では同性愛は禁じられており、警官たちは夜な夜な彼らを取り締まっていた。ある日の夜、一人の青年が公園で摘発されるが、彼は警官・小史の頬にキス。驚く小史を後に、挑戦的に微笑みながら去っていく。
小史は私服で公園を夜回り中、抱き合ってる男性同士に出会う。ひとりは慌てて逃げていったが、捕らえたもうひとりは、先日小史にキスした青年だった。彼は阿蘭と名乗った。
阿蘭を公園の派出所へ連れて行った小史は、彼の調書を取る用意をし、彼をしゃがませる。足の疲れに耐えられなくなった阿蘭は、少しずつ自分のことを話し出し、小史は調書を取り始める。
阿蘭は、ゲイで、公園には相手を探しに来ていた。相手が見つかると、お楽しみの場所に向かうのだ。
阿蘭のいた中等科では、"バス"と呼ばれている少女がいた。彼女には身寄りがなく、誰でも"乗る”ことができるからだ。阿蘭は一人の同級生の家にいき、クラスの女性、とりわけ"バス"のことを話していた。同級生と彼は、彼女たちの話をしながら勃起した。そして彼らは関係を結んだ。阿蘭が女役だった。彼は"バス"になりたいと願い、実際そうだと思った。だがすぐに違うと感じた。たくましい同級生の恋人は、彼を怒鳴ったり殴ったりした。阿蘭のそんな中、生きている実感を感じた。
そのような状態が子供の頃からかと尋ねる小史に、阿蘭は子供の頃の話を始める。彼には父親がなく、母親が金持ちの服の仕立てて生計を立てていた。阿蘭が17歳の頃、母親は再婚。彼の体を触る義父の性的欲望を満たした。性行為で初めて殴られたとき、あまりの辛さに、生まれてこなければ良かったと、阿蘭は感じた。だが同時に、そんな経験は人生に価値をもたらすと彼は気付いた。
盗みで"バス"が大きな髭の警官に捕まった。彼女は拷問を受け、死刑の宣告を受けるか、警官に囲われるしかなかった。阿蘭はその警官の大きな手に憧れた。
阿蘭は教師とも関係を持った。彼が自分を好きだと感じたからだった。
子供の頃、病気になる度に、阿蘭は母親から「良くならないと、おまわりさんが捕まえに来るよ」と言われていた。阿蘭は警官が自分を捕らえにくるのを心待ちにしていた。そしてある晩、彼は公園を歩く警官を見た。彼は夢が現実になったと思った。
阿蘭はまたある警官の話をした。彼は付けて来た阿蘭を家に入れると、彼を鞭打ち、煙草の火を押し当てた。その話を信じない小史に、阿蘭は自分の服の前を開けさせ、それが事実であることを証明する。「下劣な行為だ」という小史に、阿蘭は「それは愛だ。」と反論する。小史にはそれが理解できない。尋問に疲れた小史は、ソファで寝入ってしまう。起きた小史は阿蘭を解放するが、彼は去ろうとしない。理由を問う小史に彼は「あなたが好きだ」と答える。
「お前の本当の顔を見せろ」と無理やり阿蘭の衣服を剥いで、彼に女装させようとする小史。我に返って居たたまれなくなり、その場から立ち去ってしまう。残された阿蘭は、自ら女装を始める。
小史が取調室に戻ると、阿蘭は鬘をつけ、女性の格好で立っていた。女装した阿蘭は、自分を捕らえられた"バス"と同一視し、警官から逃れられない境遇に酔う。そんな阿蘭の様子を見た小史は、ある感情に囚われ、彼を廃屋に連れ出し、彼の以前の恋人たちがしてきたように、彼を殴る。我に返った小史は、阿蘭に「今度は自分自身に聞いてみたら」と言われ、絶句して廃屋を去っていく。公園には朝が訪れ、太陽が上り始めた。


今回英語字幕で見てるのと(日本語DVDがありません)、阿蘭の妄想とも事実ともつかないような、唐突でとりとめない話で、内容を理解するのが難しいです。
小史は同性愛に目覚めたのか、それとも自分の暴力的な一面に気付いたのか、もしくは両方? 阿蘭への同情から始まって、段々と彼の心の内が変わっていくのが面白いです。
父親がいない阿蘭は、自分を保護してくれる父親のような男性が欲しかったんでしょうか? または女性になってたくましい警官のような男性を庇護を受けたい? 庇護を受けるということは同時に拘束を受けることだし、 そのように誰かに運命的な強い支配を受けたいと? そういう不自由さを選ぶのもまた阿蘭の自由ってことなのかな。意味無く突然怒鳴られたり殴られたりしても、それを含めて愛情って言って受け入れてしまってるようなのが哀れに思えました。とにかく愛情に飢えてるように見えます。しかし、単にそういう理屈で無いSM的な性癖があるだけなのかもしれません。解らん…(汗)
今から9年前の作品と言うことで、胡軍兄さんが若いです! 29歳くらいですよね? 今より顎がすっきりしてますw 髪型はおっさんだけど、顔は結構童顔ですね。チキンラーメンみたいなお湯入れて作るそばを、ズゾゾーと大きく4回くらいで食べてたのが男らしい!(でも可愛い) 阿蘭の性交渉相手の役も、兄さんがやってるんですよね? まるっこい指先の手が同じでした。お尻ムギュツって掴んだり、手付きが結構イヤラしかったですw 阿蘭を叩いてて我に返った後の、呆けた表情も良かった!
京劇のシーンが何度も出てきて印象的だったんですが、あれは囚われた女性に囚われたい自分を重ねてるってことなのでしょうか。あるいは女形のように自分を性の境がないものだと見ている? 色々と解釈が難しい作品です。

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    割りと飽きやすいので感想が完走してないのも多いです(^^;
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    画像は「ブラザーズ&シスターズ」のケヴィンことマシュー・リースさんです♡ 出演作をレビューしています。

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