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トーチウッド、OZ、ブラシス、スパルタカスなどの海外ドラマを中心に感想(という名のツッコミ)を書いています。

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※ネタバレがあります。これからご覧になる方はご注意ください。
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捍東(胡軍 フージュン)、藍宇(劉 リィウ・イエ)
『藍宇』2001年 中国(香港)・關錦鵬(スタンリー・クァン)監督作品

民主化運動が活発化してきた1988年の北京。高級幹部の子弟で貿易会社を経営する捍東(ハントン)は、バイセクシャルのプレイボーイ。ある日、同僚のリウが連れて来た学生・藍宇(ラン・ユー)に出会う。捍東は貧しい彼を千元で買い、ベッドを共にした。
一夜限りの付き合いと思っていた捍東だったが、4ヶ月後に藍宇に再会。捍東の「飽きが来たら別れる」という条件で、二人は付き合い始める。藍宇は、時折捍東の見せる優しさに惹かれていく。
捍東は藍宇を探しに大学に来た折、ランニングしていた学生に目を惹かれる。その学生を家に呼んだ捍東だったが、運悪くそこへ藍宇が来てしまう。裸の学生を見て家を飛び出す藍宇に、捍東は「俺に期待するな」と吐き捨てる。
知人から、天安門でデモの鎮圧の予定があり、藍宇が天安門に居たことを聞いた捍東。散々迷った末、彼を探しに向かう。探し疲れて車の中で眠ったしまった捍東を藍宇が見つけ、二人は捍東の家に帰り抱き合う。
捍東は大学の卒業祝いにと、藍宇に車を買い与え、買った別荘に連れて行く。父の葬儀を向かえ「死んだらおしまいだ」と気落ちする捍東に、藍宇は「記憶に残っているうちは終わりじゃない」と言う。
捍東は、ロシア人との商談で通訳をして貰ったリンという女性に惹かれ、交際を始める。一人前の男として結婚することが義務だと考える捍東は、藍宇に別れを切り出す。藍宇は捍東に思いを残しながらも、「飽きが来たら別れる」という言葉の下に去っていく。
リンと結婚した捍東だったが、捍東は藍宇を忘れられずにいた。結局二人は上手くいかずに離婚。仕事で来た空港で、捍東は藍宇に再会する。素っ気ない態度を取る藍宇だったが、捍東に連絡先を残していく。
藍宇の家に招かれた捍東だったが、相変わらず彼は素っ気ない。二人で祝った捍東の誕生日のことも、藍宇はあまり覚えていない様子。藍宇は捍東に、「忘れたほうがいいこともあるから」と話す。捍東は、藍宇が付き合っていた頃と同じシャンプーを未だに使っているのを知り、彼を手放したことを激しく後悔する。
贈賄や不正融資の件で、捍東の会社が告発を受ける。数日の内に逮捕されると分かった捍東は、後をリウに任せ、藍宇が望む留学に必要な資金とパスポートを彼に渡す。捍東になにかあると藍宇が悟ったとき、公安局が乗り込んでくる。捍東は逮捕され、藍宇は譲り受けた別荘を売り、貯金を足して保釈金の三百万元を作る。
数か月後、保釈された捍東は藍宇の借家に転がり込み、二人は同棲を始める。充実した日々を過ごし、会社も再建の目処がたった矢先、捍東の元に一本の電話が入る。それは藍宇が建設現場で事故死をしたという報せだった。運命の相手だと感じた藍宇を失い、捍東はただ嗚咽する。
毎朝事故現場を訪れる捍東。だが彼の心は穏やかだった。


以前からストーリーが気になっていたのと、主演の一人が好きな俳優(胡軍)だったので見てみました。
初めに本編だけ見たとき、展開が速過ぎて捍東と藍宇の関係が描ききれておらず、あまり深いように思えませんでした。話が飛びすぎて戸惑うことが多かったです。でもその後メイキングを見たら、もの足りないと思った部分が描かれていたように思います。メイキングを見た後に本編をもう一度見ると、最初は見えなかったor感じなかったものが見えたような気がしました。メイキングでの、捍東の寝顔を見ながら、ナレーションとして自分の気持ちを切々と語る藍宇が切なかったです。ぜひ本編と合わせてメイキングも見るのをお勧めします。(レンタルでもメイキングあるのかな…) ラブシーンのリハーサルをする二人をうっとりと見つめるクァン監督の姿も見られます!w(実は監督はゲイ) そのラブシーン、寒いらしくて着衣だったけど、これまた結構イヤラしかったです(笑)
物語中盤の、捍東と藍宇の別れが印象的です。「飽きたら別れる」と言われ、藍宇は、傷つかないように「愛しすぎないよう気をつけてた」と言うのです。どこまで健気なんだろう。そんな藍宇に罪悪感を感じのか、捍東は、つい彼に悪態をついてしまったりします。プレイボーイのはずなのに、あれほど不器用なのは、それが初めての本当の恋愛だったからなんでしょうか。そう思うと、そんな不器用な捍東が愛しくなってしまいます。
最後、唐突に二人の関係が終わってしまったのには驚きました。挿入歌の歌詞、まさに♪僕にこんな結末を用意するなんて♪って心境でした。置き去りにされた気分でした。でも「記憶に残っているうちは終わりじゃない」から、関係が終わったわけじゃないのかな? 捍東の心が穏やかなのも、彼がそれを知ってるからなんでしょうか。捍東はあんまりタバコ吸わないで、藍宇の分も長生きして欲しい…
余談ですが、贈賄や不正融資の罪で死刑になる恐れがある、というのにカルチャーショックを覚えました。厳しい!(汗) 天安門事件のことも直接的には触れませんでしたが、やはりこのことを公に語るのは無理なんでしょうか。

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    割りと飽きやすいので感想が完走してないのも多いです(^^;
    たまに萌えが炸裂している感想もあるのでご注意下さい。(一応直前に警告文を入れています)

    画像は「ブラザーズ&シスターズ」のケヴィンことマシュー・リースさんです♡ 出演作をレビューしています。

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