
石小屋へ来た段正淳らは早速段誉を助けようとするが、鐘万仇が「中で実の兄妹が不義密通を交わしている」といい、その恥さらしな姿を他のものにも見せてやろうと四大悪人に扉を破らせる。だがそこにいたのは段誉と鐘霊。段家の従臣・巴天石らが、石小屋までの地下道を完成させ、こっそり木婉清と鐘霊をすり替えたのだ。
黄眉大師と悪貫満盈の対局は、勝敗を決する局面を向かえていた。悪貫満盈が最後の一手を差そうとしたとき、段誉に肩を掴まれ打ち損じる。勝負は黄眉大師に軍配が上がり、悪貫満盈は去っていく。
城へ帰り、段誉の帰館を祝う一同。段誉は以前甘宝宝から預かった小さな箱のことを思い出し、それを段正淳に渡す。中には小さな紙が入っており、そこには鐘霊の誕生日が記されていた。段正淳は甘宝宝と付き合いのあった時期から計算し、鐘霊が自分と甘宝宝の娘だったことを知る。
ある夜、丐幇の一団が何者かに襲われる。駆けつけた喬峰はその者を追うが、森の中で気配を失ってしまう。
段正淳は巴天石らが作った地下道を通り、甘宝宝のもとへ向かう。口では冷たいことを言っても、正淳に未練を残す甘宝宝だった。突然現れた正淳を受け入れてしまう。
木婉清と話しているところを岳老三に攫われた段誉。岳老三は彼に、「自分を破門してから弟子になれ」と言い出す。鐘万仇が師匠の妻の親ということで、自分より二代位が上になるのが嫌な岳老三は、甘宝宝を手に入れたい雲中鶴と一緒に彼を殺しにいくと話す。
段誉と岳老三が鐘万仇の家に着くと、そこへ雲中鶴が現れ、甘宝宝と鐘霊を自分のものにすると言い出す。段誉は鐘霊を連れて地下道へ逃げようとするが、鐘霊の足を雲中鶴に掴まれ、思わず北冥神功の技が出てしまう。通り合わせた黄眉大師が段誉の技を解くが、段誉は内功を吸いすぎ、苦しみ始める。
正明に天龍寺へ連れていかれた段誉は、僧たちに吸い取った内功を放出させてもらう。その様子を見ていた枯栄大師は内功を無駄に使うことを嗜め、天龍寺に危機が迫っていることを告げる。天龍寺が守っている六脈神剣の経典を、吐藩国の鳩摩智大師が、慕容博の遺言に従い取りにくるのだという。鳩摩智を迎え撃つために六脈神剣の習得が必要なことを知った正明は、出家して本塵となり、六脈神剣の習得に掛かる。
吐藩国の鳩摩智大師が、六脈神剣の経典を取りに天龍寺に現れる。鳩摩智は各地の強技を習得し、それぞれ一剣づつ六脈神剣を覚えた僧たちの力では対抗するのは難しかった。それを見て居ても立ってもいられなくなった段誉は、経典を手に六脈神剣を学び始める。
鐘霊も正淳の娘でした。事前に岳老三が鐘万仇に散々「似てない」って言ってたせいもあって、やっぱり〜みたいなw 小屋までの通路を塞いでおけって言われてたのに、枝で隠しただけで塞いでないじゃないですか(笑) 巴天石が正淳が帰ってきた頃に様子見に来ていたところみると、正淳から塞がないように言われたか、巴天石が気を回して塞がなかったんでしょうね。ここで疑問だったのが、皇帝も正淳も側室がいないことなんですが、大理国は一夫一婦制なんでしょうか? そうでなければ、普通は王族は後継者を作るためにも側室を置きますよね。
伯父さんは出家してしまいましたが、ということは正淳が皇帝に…? 鎮南王としてはずっとちゃんと仕事していたんだとは思いますが、なんとなく心配です。伯父さんにはこれからも(パパを諌めるためにも)登場して欲しいです。いかにも皇帝然とした風格あるところや道徳心の強いところが素敵です。
段誉、思わぬところで北冥神功が発動。訓練を途中でやめたせいか、コントロールが出来てない模様です。そしてまた今回も攫われてしまいました(笑) 木婉清に去られてぼんやりしてるから凌波微歩で逃げる間もなく… すっかり攫われ癖が付いてます。その段誉を今回攫った岳老三ですが、段誉に師匠ヅラで命令されたり、鐘万仇が自分より二位上になることで、ブツブツ文句言ってる姿が可愛かったです。
喬兄、またもやちょっとだけ登場。出し惜しみなのか…? 丐幇が物乞い集団と知って、ちょいショックです。単に村の名前かなんかだと思っていたので。今はちゃんと村のような形態になってるけど、かつてはそうだったってことだけなのかな。
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