第56話「退場」
グリン所長殺害の実行犯が、看守ジョンソンの依頼だと告白。捕まったジョンソンは、デブリン知事の秘書ペリーからの依頼だったことを自白する。
アリフは製本機の保険から結果的に損は出なかったが、自己嫌悪から、機械が壊れたのは事故ではなくレディングがやったことを、マクマナスに告白。アリフはグループから追われ、レディングはテレマーケティングの主任を降ろされる。
裁判中のやる気の無い弁護士の態度から、イツィックの裁判がやり直しに。死刑になるためにホワイトを殺した彼だったが、皮肉にも死刑判決が覆される。
ホイットの父親との面談で、彼が養子だということが分かり、彼の本当の母親を探す。彼女とホイットの面会後、ホイットはクルティエ牧師のことをムカダ神父に告白。神父は壁の間から、クルティエの遺体を発見する。ホイットは、密告したとして仲間に殺害される。
ハウエルが妊娠。相談に乗ったムカダ神父は、彼女が複数の囚人と関係を持っていたことを知る。ハウエルは、休暇を取って子供を生む決心をする。
カットラーの妻だったキャシーと面会を続けるミゲルを、アーリア系が襲う。仮釈放を望むミゲルは黙ってそれに耐えるが、以前殴った仮釈放委員会の審問官から、「何年経ってもお前をOZから出すことは無い」と言われてしまう。
ライアンとシリルの父親が、嫉妬や憤りから、元妻フィッツジェラルドの恋人ネイーマを襲おうとするが、揉み合ううちに反対に刺される。ライアンは父親に、処刑になるシリルに面会するよう薦めるが、彼は「どうにもならない」と拒否。翌日シリルの処刑が執行される。父親はシリルとの面会を望んだが、すでに処刑が終わった後。父親が様々な恐怖に苛まれて来た事を知ったライアンは、父親と和解する。
ユダヤ人と結婚したことで縁を切っていたシリンガーの妹が、父親の危篤を報せに、彼に面会にやって来る。彼女はハンクの妻キャリーとずっと連絡を取っており、シリンガーに孫ジュエルの写真を渡して去っていく。
HIVに感染したロブソンは、感染病棟に移ることになる。
OZの囚人が演じる「マクベス」が開演する。順調に劇は進んでいたが、ビーチャーがシリンガーを刺す場面で、ケラーが渡した小道具が本物で、シリンガーが本当に刺されてしまう。シリンガーは死亡するが、これは事故として処理される。
ビーチャーに拒否されたケラーは、「ビーチャー止めろ!」と叫びながら、手摺から身を投げて死亡したため、ビーチャーに殺人の疑いが掛かる。シリンガーのことでビーチャーを保護監房に移そうとした矢先、郵便物に白い粉が届けられ、郵便処理を仕切っていたアーリア系全員が死亡する。
OZでは緊急退去命令が発令。全員がバスに乗せられ、OZから退去していった。
とうとう最終回。もう終わりかと思うと、なんとなく見るのが惜しかったです。
知事は結局お咎めなしってことでしょうか。なにかあっても秘書が被りそうな感じです。
クルティエ牧師は、やはり連れ去られてたんですね。あの状態で自分で動けるはずもないんですが。あんな状態の牧師を再び壁に閉じ込めるなんて… カークの命令だったんですよね? ホイットは実の母親と会って、少し改心したということでしょうか。そうだとしたら殺されてしまって少し残念ですが、まともになったらなったでまた死刑判決が下されることになるんでしょうか。
カーク母には驚きました。何を考えてムカダ神父に近づいたんだか。あの後、彼女は辞職したんでしょうか。ムカダ神父もちょい自意識過剰だったのかな?とも思いましたが、彼女はちょっと怖かったです。
ハウエルは妊娠してたから、体調悪くてお休み、という設定で出てこなかったんでしょうか。父親はラテン系の囚人(お気に入りだった独房の人?)って言ってたけど、あれだけ関係してると分かりませんよね。ライアンの可能性だって無きにしも…
ホワイトはともかくサイードを殺したイツィックの理由っていうのが…(汗) そんな自分が亡くなった何億年何兆年後のことを心配しても、それこそ意味がないと思うんですが。サイードが無駄に殺されたようで気の毒です。
ミゲルの仮釈放、もう見込みがないんでしょうか。あの担当が外されればいいのに… 最後はトルゲマータと…?! トルゲマータが童貞なんて、すごく衝撃的でした。ブスマリス以上に。
前回と打って変わって、あっさりシリルの処刑が済んでしまいました。どうせ処刑されてしまうなら、ドラマ的には前回に処刑があったほうが盛り上がったような気がしますが、ああやってあっさり処刑されてしまうのが現実なんだなと思いました。シリルが直前になって、治療ではないと気が付いたのが可哀想でした。ライアンとお父さんが和解したのが、シリルの最後のプレゼントのような気がします。お父さんって、きっと自分も虐待されてたんだろうな… 最後の怯えようを見て分かりました。
あの白い粉は炭疽菌…ですよね? ケラーはどうやって手に入れたんだろう?
結局ビーチャーとケラーの関係ってOZでしか成り立たないものだったんですね。ケラーが普通の人だったら何度も信じて裏切られたりしなくて良かったし、ビーチャーが別れを決意することもなかったと思いますが、反対に普通の人間だったらあんなに惹かれなかったのかな、と。ケラーは、生きて別れているより、死んでいつまでもビーチャーの記憶に残ることを選んだのだろうと思います。本気だったんですね。
来週からもうOZの放送がないと思うと、ついため息が出るくらい寂しいです…

最後まで
振り回され続けたビーチャーも決して忘れられない形でケラーから愛されていたことと、自分も愛していたことを自覚するわけで。
ゆうきさんの仰るように、OZの中でしか成り立たない愛だったのですね。
トルケマーダとミゲルの関係はもっと見ていたい気もします(笑)
絶望ミゲルの原因はマクマナスです。再見してマクマナスの酷さを再確認してしまいました。
目を背けたくなるような出来事ばかりのOZでしたが、不思議と吸い寄せられてしまいます。そのうちまた見てしまうのかも…
もう次がないと思うと寂しい限りです。
しかし1年ちょっと続けてよく見たものだと感心します。