Always Have, Always Will

トーチウッド、OZ、ブラシス、スパルタカスなどの海外ドラマを中心に感想(という名のツッコミ)を書いています。

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※ネタバレを含みます。これからご覧になる予定の方は、ご注意ください。
WShip1.jpg
1979年 イギリス作品
リチャード・アダムス原作「watership down」
TVリメイク版はこちら

なんの不自由もなく暮らしてきたヘイゼルたち。だがある日、彼の弟ファイバーは、村に迫る危険を予知する。特権階級・上士(アウスラ)で知り合いのビグウィグに長(おさ)との面会を頼み、長にその危険を知らせにいったヘイゼルたちだったが、長には信用されず、ビグウィグが上士を辞めさせられただけだった。
ヘイゼルは諦め、ファイバーの予知を信じた数匹の仲間、ピグウィグらとともに村を旅立つ。途中で組頭のホリーに出会ったが、彼一人で多勢に無勢。ホリーが村へ帰っていくと、彼が仲間を連れてくる前にと、ヘイゼルたちは急いだ。
ヘイゼルらは途中、カウスリップといううさぎに出会う。彼はヘイゼルたちを歓迎するが、ファイバーはカウスリップらの巣穴に危険な臭いを感じ取っていた。彼らは人間から餌を貰う代わりに、仲間の命を差し出していたのだ。彼らがヘイゼルたちを仲間に引き入れようとしたのも、数が増えることで、自分たちが死ぬ確立を減らしたいからだった。初めはファイバーを信じようとしなかった仲間たちも、ビグウィグが罠に掛かったことで彼を信頼し、カウスリップの村から立ち去った。
WShip2.jpgビグウィグは旅の途中、自分の名を呼ぶ声を耳にする。死神であるインレの黒うさぎの迎えが来たかと恐れたピグウィグだったが、それはホリーだった。彼は村で起こった悲劇を話した。宅地開発予定地に含まれていた村は、人間によって滅ぼされたのだった。
ヘイゼルたちは小高い丘にたどり着いた。そここそ彼らが求めた新天地だった。早速くつろぐ仲間たちだったが、ヘイゼルだけがその行く末を憂えていた。彼らの仲間にはメスがいなかった。子供が居なければ、ここに村を作ってもすぐに絶えてしまう。その頃助けたカモメのキハールの手を借り、他のうさぎの村を探し出す。ヘイゼルらは、そこからメスを連れてこようと計画した。
ホリーの説明で、その村"エフラファ"が、厳しく統制された村であることをヘイゼルたちは知った。村をまとめる将軍は、村が人間たちに見つかるのを恐れ、村のうさぎが勝手に巣穴から出ないように厳しく監視していた。ビグウィグは流れ者の振りをし、わざと捕まって村に入り込んだ。勇気のあるピグウィグを気に入った将軍は、彼を上士に任命した。
巣穴が狭く、子供が生む余裕がないことで、多くのメスたちは不満を溜め込んでいた。ビグウィグは彼女らのリーダー・ハイゼンスレイに声を掛け、脱走に加わる仲間を集めた。
脱走は日没に決行。追いかける将軍たちにキハールも加わって応戦。川でビグウィグらを待ち受けたヘイゼルたちは、船を使って追っ手から逃げおうせた。
メスを仲間に加え、これで安泰かと思われたヘイゼルたちの村だったが、将軍が精鋭を引きつれ、村を襲いに来る。圧倒的な力の差でこれまでかと思われたが、ヘイゼルは近くの農場の犬を村におびき寄せ、犬に将軍の精鋭らを襲わせることに成功。将軍も犬と戦い、行方がわからなくなった。
数年後。すっかり老いたヘイゼルの元に、見慣れないうさぎが近づく。ヘイゼルは、彼が神であるフリス様の使い・黒うさぎだと気が付く。自分の上士になって欲しいという彼に、ヘイゼルは頷き、体を横たえる。ヘイゼルの魂は体から抜け出し、黒うさぎの後について、フリス様の元へと向かった。


イギリスでは大ベストセラーの児童小説「watership down」の映画版です。
子供の頃に初めて見たときから好きで、小説も買って、大人になってからも時々読んだりしてました。四半世紀以上たってからのやっとのDVD化です。早速拝見しました。
長い小説を読んでいたせいか、映画版を見終わって「こんなに短かった?」と驚きました。それでも小説の重要なポイントは押さえられていて、忠実な映画化だったと思います。
冒頭の神話部分の演出が面白かったです。本編とは絵柄をがらりと変え、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
中盤に出てくるカウスリップの村が興味深いです。ヘイゼルたちが「どこ?」と問うと、必ずその質問ははぐらかされます。彼らは運命を受け入れよと詩に歌います。これも選択のひとつなんでしょうか。
新天地を探すという目的で始まった冒険でしたが、探し終わった時点で物語が終わってしまわず、メスの確保といった新たな問題の発生で、物語が大きく広がっていったのが良かったです。
エフラファの村の体制もかなり面白いです。将軍による恐怖政治が敷かれています。村から脱走する者は厳しい体罰を与えられ、監視付きでないと食事にも出られません。モデルになった国があるんじゃないかと、つい思います(笑) 力で抑えているエフラファと、信頼で群れをまとめているヘイゼルの村との対比が面白いです。
映画では時間の関係であっさり脱走していますが、小説ではスパイとしてエフラファに潜り込んだビグウィグが、そのままこの村にいつこうかなどと葛藤を見せたりもして、面白い展開になっています。
才知溢れるリーダー・ヘイゼル、預言者ファイバー、勇敢なビグウィグ、気弱で可愛いピプキン、英知に富んだブラックベリなど、キャラが立っていて、その辺りも見所のひとつになってるかと思います。時間があれば、ぜひ映画、小説とも試して欲しい作品です。

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  • Author:ゆうき
  • 洋画、海外ドラマ、ドキュメンタリーが好き。
    割りと飽きやすいので感想が完走してないのも多いです(^^;
    たまに萌えが炸裂している感想もあるのでご注意下さい。(一応直前に警告文を入れています)

    画像は「ブラザーズ&シスターズ」のケヴィンことマシュー・リースさんです♡ 出演作をレビューしています。

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