Always Have, Always Will

トーチウッド、OZ、ブラシス、スパルタカスなどの海外ドラマを中心に感想(という名のツッコミ)を書いています。

Category [映画 ] の記事

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※ネタバレがあります。これからご覧になる予定の方はご注意下さい。
1997年 英国/ドイツ/日本 作品
Stephen Fry、Jude Law、Michael Sean他

若きオスカー・ワイルド(スティーブン・フライ)の戯曲は粋な台詞とブラック・ユーモアで観客を魅了し、華々しく成功を収めていた。
OscarWilde01.jpg1884年、まだ同性愛者としての自覚がなかったワイルドは、コンスタンス(ジェニファー・イーリー)と結婚。やがてふたりの息子を得て、幸せな生活を送っていた。そんな中コンスタンスは、カナダの名家の青年で17歳のロバート・"ロビー"・ロス(マイケル・シーン)を、彼の両親が旅行中だということで預かる。ある晩、ギリシャのプラトニックな同性愛についてロビーと話していたワイルドは、ロビーに誘われるまま一夜を共にし、それをきっかけに同性愛に目覚める。その後ワイルドは度々ロビーとベッドを共にした。
ロビーの友人で美青年グレイ(ヨアン・グリフィズ)に会ったワイルドは、彼と付き合い始める。それに気づいたロビーは、ワイルドの愛人の立場から退き、親友として彼を支える。歳を取ることを恐れるグレイの言葉にインスピレーションを得たワイルドは、「ドリアン・グレイの肖像」を書き上げた。ワイルドは家に帰ることが少なくなっていった。
OscarWilde03.jpg舞台で成功を収めたワイルドは、その後に行われたパーティで、知人からクインズベリー侯爵の三男アルフレッド・"ボジー"・ダグラス(ジュード・ロウ)を紹介される。ボジーはワイルドと同じくモードリン・カレッジ出身。そんな共通点もあり、彼の若さと美貌に惹かれていったワイルドは、彼との愛の翻弄されていった。ボジーはワイルドを自身の奔放な生活に招き入れた。
家族やボジーの浪費のために必死に働くワイルドだったが、そんな彼にボジーは「つまらない」と不平を言う。ワイルドは怒鳴って彼を別荘から追い出した。こんなふうに幾度と無く喧嘩を繰り返すふたりだったが、すぐに鞭を振るう父親から虐げられているボジーを哀れに思うワイルドは、「ボジーには愛が必要」と彼を手放せなかった。
OscarWilde04.jpg若く大胆なボジーは人目をはばかることがなく、ワイルドとの仲も得意げにひけらかせて見せた。当然のように2人の仲は噂になり、ボジーの父クインズベリー卿の耳にもそれは入った。クインズベリー卿はボジーにワイルドと会わないよう忠告するが、気性の激しい彼は暴力的な父にも反抗。ボジーは父親からの経済的援助を打ち切られてしまった。
病身のワイルドの看病を拒み、男娼と遊びに耽るボジー。彼といてはワイルドの創作もままならないこともあり、ロビーはそんなボジーと別れるように言う。ワイルドも一度は別れを心に過ぎらせるが、そんな時にボジーの兄フランシスが発砲事故に遭う。悲しんでいるだろうボジーを放っては置けず、ワイルドは彼の元に向かった。ボジーは兄が父親からの虐待を苦に自殺したのだと考え、ワイルドに縋った。
OscarWilde05.jpg未だ息子ボジーと付き合い続けるワイルドに、クインズベリー卿は強行手段に出る。「息子を堕落させた」と猥褻罪で告訴した。逃亡するよう勧めるロビーらの反対を押し切り、ボジーや母親の後押しで、クインズベリー卿を名誉毀損で告訴。しかしワイルドは敗訴。そして猥褻罪としては最高の刑・2年間の重労働の判決を受けた。
刑期の終えたワイルドを、ロビーが出向えた。妻コンスタンスは獄中にいる間に亡くなり、なにもかも失ったワイルドのところへボジーが現れる。フランスやイタリアに旅に出たふたりだったが、3ヶ月ほどで別れ、ワイルドは1900年に没した。


先日「モーリス」を見ていたら、昔の英国ゲイ作品が見たくなってDVDを購入。(日本ではVHSのみリリース) さっそく視聴しました。
OscarWilde_Jude.jpgボジーの我がままっぷりにはずっとイライラ 綺麗だからって許されるレベルじゃないですよ、もう! 特にワイルドが病気で寝てるのにボジーときたら… コンスタンスには自分が面倒を見るって追い返したみたいなのに。ボジーの両親は「ワイルドは悪だ」とボジーに彼に会わせないようにするんですが、私から見たら(恐らく誰から見ても)、悪なのはボジーのほうです 現実ではボジーの父親は「これ以上お前のような子を生み出さないように」と母親と別れたそうで、「リアル・ボジー、どんだけ!」と驚愕しました
ワイルドもさっさと別れればいいのに!って感じなんですが、実の父親に虐げられているボジーを見て父性愛が刺激されたのかなんなのか、すっかりボジーを守る気になってて、これまたもどかしく感じました。よその子より自分の子供達を先に守れよって 後半ボジーはまったくワイルドと寝なくなってるんですが、多分ワイルドを自分の"理解ある優しい父親"にしてるんでしょうね。
ロビーが切なかったです ワイルドの最初の同性の恋人だったのに、彼が同性愛の味をしめてから他の男性にも手を出すように。それで彼も悟ったのか、別れてしまう恋人よりも、親友の立場からずっと側にいることを選んだようです。そしてワイルドの一番の理解者であり、最後まで彼の元を離れず、彼を支え続けた。その後の恋人、特にボジーには嫉妬も感じたこともあったでしょうね。ロビーの献身的で健気な想いに頭が下がる思いです。ワイルドの死後も彼を愛し、没後は同じ墓に葬られたようで、思わず「良かった」と思ってしまいました
wikiを見たら、ボジーの父親が執拗にワイルドを破滅させようとした裏に、ボジーの兄フランシスがこれまた同性愛の疑いがあったから、と知って驚きました。やり方が乱暴で強引すぎますが、彼なりにボジーを守ろうとしていたようです。普通に愛情を示せていたらボジーもあんな自己愛の強い人物にはならなかっただろうし、ワイルドも破滅しなかったんじゃないかと思うとやるせない気持ちです。
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フィリップ、きみを愛してる! [DVD]原題:I love you Phillip Morris
2009年 アメリカ作品
ジム・キャリー、ユアン・マクレガー 他
公式サイトはこちら
※トレーラーとダイジェスト版があります。

PhillipMorris02.jpgスティーブン(ジム・キャリー)は養子。子供の頃に両親からそう告白されて以来、いい人間になろうと努めていた。警官になり、日曜には教会でコーラス隊のピアノ伴奏を引き受ける。結婚もし、子供に恵まれた。しかしどこか満たされない思いから、彼は自分の本当の母親を探そうと、警察の情報を使って調べ上げた。実は母を探すために警官になったのだ。しかしスティーブンが会いに行くと、彼女には家族がおり、彼は拒否されてしまう。
警官を辞めて家族でテキサスに引っ越したスティーブン。彼の生活は変わり始めた。実はゲイだった彼は夜な夜な男遊び。妻には上手く隠してきたが、交通事故に巻き込まれ重傷を負ったことで、自分らしく生きようと決意する。
スティーブンは早速ゲイとして生き始め、恋人ジミー(ロドリゴ・サントロ)もできた。しかし派手な生活をしているため、会社員の給料では賄えない。大卒でない彼には昇給も期待できない。そこで彼は詐欺を始めた。カードや身分証、パスポートを複数作って身分を偽り、それで支払いを済ませた。しかしいつかそれは見つかってしまい、スティーブンは刑務所に行くことになる。彼はそこで、ひときわ大人しく心優しい囚人のフィリップ(ユアン・マグレガー)に出会い一目惚れした。
PhillipMorris04.jpg図書館でフィリップに会ったスティーブンは、「AIDSの友人を外の病院で治療させたい」と彼から聞き、弁護士を偽って彼に協力する。フィリップはゲイだった。その日別の監房を移されることになっていたフィリップに、スティーブンは監房の掃除を担当する囚人を使い、彼と文通を始める。しかし急にスティーブンからの手紙が来なくなった。フィリップが心配していると、目の前にスティーブンが現れる。ツテを使い、フィリップの監房に移れるよう手配したのだ。しかし幸せもつかの間、隣の監房で叫び声を上げ続ける男をスティーブンが殴らせたことで、彼は別の刑務所に移送されてしまった。3ヶ月後、スティーブンは出所。彼はすぐさま、フィリップを早期釈放させるよう申し立てをした。
スティーブンは経歴を偽り、とある会社のCFO(財政管理の最高責任者)の座を得た。しかし彼は次第にその仕事を退屈に感じ、再び詐欺行為を始める。会社の眠っている金を内緒で投資し、私財を築いていたのだ。急に豪邸に引っ越すことになったフィリップは、彼に隠しごとがあるのではないかと心配に。だがスティーブンは否定した。
PhillipMorris07.jpg.jpg羽振りのいいスティーブンに不審を感じた同僚が調べ、彼の犯罪が発覚。スティーブンは調べられているのに気づいてフィリップに逃げようというが、彼は拒否。家を出ていってしまう。その直後、警官隊が現れた。スティーブンは捕まるが、糖尿病のフィリップの薬を自分に打ち、意識不明になり病院へ搬送される。病院で目覚めた彼は脱走しようとしたが失敗。刑務所へ送られてしまった。その後スティーブンは、何度もフィリップに会いたさに収監と脱獄を繰り返すが、フィリップが彼に連絡することはなかった。
脱獄したスティーブンはフィリップに会いに行くが、彼は会うのを拒否する。フィリップの家に警官隊が現れ、共犯としてフィリップもろとも逮捕されてしまう。スティーブンとフィリップは、別の監房に収監された。この後からスティーブンは徐々に衰弱。彼はAIDSだった。スティーブンを支えているのは、一目フィリップに会うということ。人伝てにそれを聞いたフィリップは会いに行こうとするが、彼は民間の病院に移送された後。フィリップが電話で気持ちを伝え、まもなくスティーブンの死が伝えられた。
フィリップが弁護士だという面会人に会いに行くと、それはスティーブンだった。彼は死を偽装したのだ。彼は弁護士に成りすましてフィリップの釈放に奔走。しかし裁判の日、陪審員が元同僚で素性がバレてしまう。スティーブンはまた収監され、終身刑の判決を受けた。


実話の映画化です。管理人もニュースサイトでこの話を見ました。
久しぶりにジム・キャリーの映画を見ました。考えたら、バットマンとマスクともう1本くらいでずっと彼の映画は見てなかったような気がしますが、顔芸は健在です。
最後のほうでスティーブンが死んだ時は、「えぇ~?! これってコメディじゃなかったの?!」って真剣に思いました で、一瞬偽装かと思ったけど、さすがにそれは無理だろと考えなおしたら、結局偽装でした('A`)
刑務所で何か手に入れる方法も喧嘩を避ける方法も全部「金を出せ、さもなくばアレをしゃぶれ」で完結してて笑えました 「アレを~」が通貨の代わりになるくらい、日常的でそれなりに価値のあるものなんですね(゚д゚)! スティーブンは当然後者ですよね(・∀・)ニヤニヤ ゲイなんだし。でもなぜかしゃぶられてる(らしい)ところしかありませんでした。頭がいい人だから、他のことで役に立ってるのかもしれません。ちなみにスティーブンはタチでした
PhillipMorris09.jpgフィリップが純朴青年で、めちゃ可愛かったです なんだか乙女な仕草とかスティーブンに「運命を感じた」「電流が走った」って口説かれて恥ずかしがる表情とかね~ キュートでたまりません これまであまり考えたことがありませんでしたが、ユアンさんって可愛いかったんですね~ 金髪がよく似合ってました。刑務所で金髪碧眼って、やっぱり狙われるんですね スティーブンがフィリップに出会う前のエピと別れて再会するまでのシーンがけっこうあって、ふたりのイチャラブなシーンが少なかったのがちょっと残念でした。実際も一緒にいられたのは短い期間だったんだろうか…
スティーブンは終身刑で厳重な監視の中、今も収監中。恋人フィリップが先に出所してどうしてるんだろう? フィリップは面会に行ってるんでしょうか? 脱獄し続けることがなかったらきっと終身刑になることはなかったと思いますが、そうまでしても会いたかったんですね。せっかくIQが169と高いのに、違う方向にばっかり生かしてるのが惜しいです。誰か刑務所で指導してやれなかったのかな? OZみたいに、あそこの刑務所に神父(牧師)さんやシスターっていなかったんでしょうか。実在のモデルがいるとなると、色々とちょっと気になってしまいました。

※ネタバレがあります。これからご覧になる予定の方はご注意ください。
trick06.jpg
マーク(John Paul Pitoc)、ガブリエル(Christian Campbell)
1999年 アメリカ作品

trick01.jpgガブリエルはミュージカルの作曲家を目指す青年。同じく女優を目指すキャサリンとは親友。キャサリンに協力してもらい、演劇のクラスで曲を披露したものの、講師で友人のペリーに、歌詞に現実味がないと言われてしまう。落ち込むガブリエルにペリーは、「突飛なことをしてみるのよ。いいものを手に入れるにはそれしかない」と助言する。
友人の助言に従いゲイクラブに行ってみたガブリエルだったが、そこで客に家に来るよう誘われ、怖気付いて断ってしまう。ガブリエルは、ステージで踊っている殆ど裸のゴーゴー・ボーイに目を奪われる。しかし声を掛けられるのに慣れない彼は店を出た。
trick03.jpg帰りの電車の中、ガブリエルがなにげなく自分の車両に乗り込んできた人を見ると、それはクラブで踊っていたゴーゴー・ボーイ。座席に座るなり寝てしまう彼を、思わず凝視してしまうガブリエル。彼がふいに目を開け、咄嗟に目を背けたが、見ていたのに気付かれてしまった。ガブリエルが降りる時に思い切って彼を振り返ると、彼はガブリエルに続いて降りてくる。彼はマークと名乗った。
「2時間あれば色々できる」と、ガブリエルのアパートに向かうふたり。しかしアパートに着くと、キャサリンがPCを借りるために来ていた。150枚もの履歴書を印刷したいという。ガブリエルは帰ろうとするマークを引き止めながら、プリンターの用紙が切れたのを幸いにキャサリンを追い出した。
trick04.jpg上半身裸になるマークを見て、ガブリエルは急に緊張。ピアノで緊張を解していると、マークがマッサージしてくる。気分の良くなったガブリエルは、「ピアノを弾きながら下から愛撫されてみたい」とマークに告白。しかしマークが下に潜ってそうしようとしていたところ、ルームメイトのリッチが予定より1時間も早く帰ってきてしまう。ガブリエルは部屋が必要だとに頼むが、彼のガールフレンドも帰国したばかりで譲らない。コイントスで決めることになり、負けたガブリエル達が部屋を出ることになってしまった。
今にも帰りそうなマークを引き止めたいガブリエルは、ペリーのゲイバーへ行き、彼に部屋を貸してくれと必死に頼む。ペリーは承諾。3人で彼の家に向かうが、途中でペリーの元彼に会ってしまう。元々嫌いで別れたのではないペリーは、家がないという彼に同情。ふたりは家に帰る事になり、ガブリエルたちは部屋を諦めざるを得なくなった。
行き場のなくなったガブリエルを、マークは行きつけのクラブに誘う。そこでは彼は人気者だ。マークの友人が彼に絡みだしたため、居づらくなったガブリエルはトイレに逃げてしまう。そこで彼はドラァグ・クイーンから、「電車で寝た振りをして相手を捕まえるのがマークの常套手段。くれた電話番号も嘘っぱち。あんたも彼のたくさんいるトリックのひとりに過ぎない」と言われる。
trick05.jpgガブリエルはマークを置いて帰宅。するとマークが彼を追ってやってきた。ガブリエルのアパートに鍵を忘れたという。「ただのトリック相手にバカを見た」というガブリエルに、「君は違うと感じてた」とマークは去っていった。鍵が見つかり、ガブリエルはマークの後を追った。彼はマークを呼び止め食事に誘う。舞台の後に食事にきたキャサリンたちにまた邪魔をされるが、マークとふたりきりにしてもらうと、ふたりは始発まで一緒に過ごした。別れ際、ふたりはどちらからともなくキス。マークはガブリエルの腕に電話番号を書き残すと帰っていった。ガブリエルは番号に電話すると、それは本物。彼の気持ちが本物だと知る。


トリックとは、ナンパ相手のことです。随分前に見たのですが、日本語字幕が見つかったので再視聴。久しぶりに見ましたが、本当にキュートなお話です。
マークが可愛い~!! ちょっとサルな顔もだけど、いい体しててプリケツなところがまた! すごく…好みです(*´Д`)←ケツフェチです(笑)
ゲイブとマークがふたりきりになりたいのに、邪魔が入ってばかりで全然なれないのが凄くもどかしいです 特にキャサリン。あんた少しくらい空気読みなさいよ!!ヽ(`Д´)ノプンプン ゲイブがもうこれ以上ないと言っていいくらいハッキリと「女友達は連れて帰って、マークとふたりきりにしてくれ!」って訴えってんのに、なんで「私に女と寝ろっていうの?」なんて話になるの(; ゚д゚)ハァ?!
ペリーが元彼に見栄張ってマークを自分のトリックに思わせようとした時、マークがアドリブで色々勝手に話を作ってるのが笑えました 「どっちもタチだから、ネコがふたり居るんだ。(ゲイブを指し)こいつはそのひとりだ」だの、ゲイブに向かって「Yes, sir!だ! (ペリーの元彼に)今調教中なんだ」だの。こういう風に振りするのには慣れてるんでしょうか?(笑)
ゲイブはジムにも行ってないっていう割に、脱いだらけっこう筋肉質で驚きました。家で鍛えてるのかな? ゲイブはいい声だし歌もうまいから、キャサリンに頼まず自分で歌えばいいのに、って思いました。奥手そうに見えるのに、案外言う時は言うので(「ピアノを弾きながら~」)驚きます(笑)
マークが大卒・ジャーナリズム専攻のまさかのインテリ! 意外でした。なんでゴーゴーボーイやってるのかな? トイレでいい雰囲気になってたのに、どうしてキスやめちゃったんだろう? 散々待ったから、トイレみたいなところでするのは嫌だった? マークはモテモテで何人もナンパ相手と寝てきてるのに、本当に好きな相手にはなんだか初々しい感じで萌えました
ゲイブとマーク、ふたりは始発まで何をして過ごしたのか気になります。 
マーク役のJohn Paul Pitocさん、今はTVに出てるみたいでした。放送中はまだこちらの映画を知らなかったので気が付きませんでしたが、Six Feet Underにも出てたようです。ビデオ探してみるか…

※ネタバレがあります。これからご覧になる予定の方はご注意ください。
シングルマン コレクターズ・エディション [Blu-ray]2009年 アメリカ作品
コリン・ファース、ジュリアン・ムーア 他


SingleMan01.jpg1962年、ジョージ(コリン・ファース)が恋人ジムを交通事故で失ってから8ヶ月が経った。ジョージはなかなか立ち直れないでいるが、平心を装ってなんとか一日をこなしている。心臓を患い未来が見えず靄の中を歩くような状況だったが、ジョージは「今日こそそこから抜けだそう」と決意する。
ジョージは鳴り出した電話を見ながら、ジムが亡くなったと連絡を受けた時のことを思い出す。相手の男性スカリーはジムの両親には内緒で連絡をくれた。葬式に出ようと考えたジョージだったが、葬儀は家族だけで行うと言われた。
友人チャーリーから電話を受けたジョージは、夜彼女と会う約束をすると、家政婦が来るのを待ち、鞄に銃を忍ばせて大学へ出勤する。キューバ危機のために同僚と未来を憂えながらも、近くで半裸でテニスをする若者から目が離せない。
SingleMan02.jpgジョージは恐怖について講義する。恐怖は迫害の理由であり、政治にも利用される。ジョージは、語りかけても通じない恐怖を生徒たちに訴える。講義に誰も反応しないと思われたが、生徒の一人ポッターが、ジョージに話しかけてくる。ポッターはジョージのことをよく観察していた。オフォスを片付け帰りかけたジョージを、ポッターが引き止め飲みに誘う。彼は用があると断るがお礼を言う。
帰り道に銀行に寄ったジョージは、貸し金庫の中身を引き取る。そこにはジムの写真もあった。ジョージはジムのことを思い出す。ジムにチャーリーとの関係を聞かれたジョージは、「何度かチャーリーと関係を持ったが、結局彼女の愛に答えることはできなかった」と答えた。「誰でも最初は女と付き合う」というジョージに、ジムは「僕は違う」という。ジョージはジムに"迷い"がないことに気づいていた。
SingleMan03.jpg銃弾を買い酒を買って店を出たジョージは、カルロスというスペインの青年とぶつかる。ジョージは思わずスペイン語で彼の美貌を褒める。カルロスと打ち解けたジョージが「失恋の痛手を受けた」と話すと、彼は「待っていれば次が現れる」という。カルロスは「僕ならあなたの役に立てる」と誘うが、ジョージは断って帰っていく。
ジョージは机の上に銀行から引き取った書類を並べ、一組の衣類を用意する。拳銃を手にするとベッドへ向かった。死んだ時に見苦しくないよう色々と試しているうちに電話が入る。電話はチャーリーからで、ジョージは彼女にジムとの思い出を語りながら飲み、16年間のジムとの愛は本物だったと確信をして家に帰った。
SingleMan04.jpg自殺しようと銃を取ったジョージは、ジムとの出会いを思い出す。ふたりが出会ったのは、戦後間もないバー。そこは海軍の兵士の集まるところで、ジムもその将校だった。彼らはお互いの"異端"を感じ取った。
自殺に躊躇いが出たジョージは、バーに酒を買いに行く。そこで生徒のポッターに会った。孤独だと言う彼に、ジョージは「人生が価値を得るのは、誰かと真の関係を築けた時だけだ」と話す。突然「海で泳ごう」というポッターに、彼は付き合った。家に帰りいつの間にか眠って夢で目覚めると、ポッターがソファで眠っていた。眠っている彼を見た途端、靄が晴れたように感じ、ジョージは自殺を思い留まる。だかその直後心臓発作に見舞われ、ジムの幻を見ながら息を引き取った。


SingleMan05.jpgデザイナー、トム・フォードの初監督、コリン・ファース(「アナザーカントリー」)主演作品です。
自殺願望のあった人が、やっと先が見えて思い直して自殺をやめた途端、他の原因で死ぬっていうのは、けっこう見かけますが、やるせないです。ジョージの場合はジムが迎えに来てたので(ジョージが見た幻だけど)、それほど無念ではないかな?
若くて美しい男性が寄ってきても食わなくて、自殺しようとしてるのだしそんな気分じゃなかったのはわかってますが、ちょっとだけもったいないと思ってしまいました
この頃って「ブロークバック・マウンテン」と同じ1960年代で、ゲイであることをオープンにするのは今よりずっと難しい時代だったかと思います。そんな中で16年も連れ添えた相手に巡り合えたなんて、奇跡みたいだと思いました。それだけに、ジョージがジムを失った喪失感は、半端なかったに違いありません。ジムの居ない自分の未来なんて、想像ができなかったのだと思います。
最後のほうでジョージがポッターの寝顔を見て自殺を思い留まったのですが、ジョージはポッターのような若い世代のゲイに、なにか伝えることが出来るんじゃないかと考えて、そこに自分の未来の自分を見出したんじゃないかという気がします。

※ネタバレがあります。これからご覧になる予定の方はご注意ください。
ミルク [DVD]2008年 アメリカ作品
ショーン・ペン、ジェームズ・フランコ他

1978年、ハーヴェイ・ミルク(ショーン・ペン)は、暗殺されたときの備えとして、テープに遺言を録音する。
MILK02.jpg1970年、ハーヴェイは誕生日の夜をひとりで過ごしたくないと、地下鉄で行きずりの青年スコット(ジェームズ・フランコ)を家に誘う。ゲイであることを隠して過ごす彼にスコットは、"新しい世界"に飛び込むよう勧める。
1972年、ハーヴェイはカストロ地区でスコットとカメラ店を営み始め、ゲイが住みやすい場所にしようと夢見る。カストロ区にゲイたちが集まり始めると、彼はゲイフレンドリーな店とそうでない店をリストアップ。売上が激減した店は次々と閉店。ハーヴェイの店にはゲイだけではなく、彼が影響を与えたストレートの人物も来るようになった。そうしてハーヴェイはカストロ地区でますます力を付け、いつしか"カストロの市長"と呼ばれるようになっていた。
ある晩、警察が"手入れ"としてバーに突入。客らと闘いになる。負傷者を多数出し、ハーヴェイはゲイの権利や利益を守るため、自分たちの主張を訴える代表が必要だと考え始める。ハーヴェイはサンフランシスコの市政委員に立候補するが、ゲイ雑誌の協力を得ることに失敗。32人中10位と6つ議席に届かず落選する。
1975年、1976年と、ハーヴェイはサンフランシスコの市政委員や下院議員に立候補する。彼はスコットに、この選挙に落選したらもう立候補はやめると約束する。対立候補のひとり、アニタ・ブライアントは敬虔な信者で、ゲイの権利を認める条例の廃止を訴えていた。結果彼女は当選し、ハーヴェイはまた落選する。だが確実に票は伸びており、これまでで最高の得票率になった。また選挙区制が認められれば、その地域で票を集めていた彼にとって、勝利の可能性は高まった。
MILK04.jpgゲイの権利を認める条例に対する廃止案が、大きく得票率を得る。その頃カストロ地区では暴動寸前に。ハーヴェイは暴動を防ぎ、ゲイの公民権を訴えるデモ行進を行なう。その後選挙法が変わり、それぞれのマイノリティが、自分たちの代表を選べるようになった。
1977年、サンフランシスコの市政委員に、元警官で敬虔なカトリック教徒のダン・ホワイトが候補に立った。ハーヴェイも立候補するが、彼を支えきれなくなったスコットは去っていった。ハーヴェイはスコットの代わりに、レズビアンのアンを選挙マネージャーに迎え入れる。アンの働きで、ハーヴェイは新聞2紙の支持を得る。11月、初めてハーヴェイは勝利した。
1978年1月、ハーヴェイは市政委員に就任。上院議員のブリッグスがアニタ・ブライアントと組み、教育現場からゲイの教師を追いだそうとした。ホワイトに協力しようとするハーヴェイを運動員クリーブたちは反対する。彼はホワイトがクローゼットなゲイではないかと感じ取っていた。だから協力しようとしたのだ。ホワイトが精神病院建設に反対するのを支持していたハーヴェイだったが、後にその病院が子供のためだというのがわかり、建設に賛成する。
MILK03.jpgウィチタでゲイの雇用に対する保護案は廃止に。ハーヴェイはクリーブに抗議集会を開かせ、自分が調停役を演じる。マスコミは彼に「みごとな調停」と書き立てた。これによってハーヴェイは注目を浴び、市政委員たちはサンフランシスコのゲイ公民権条約に賛成。可決する。
1978年7月、ゲイパレードに参加したハーヴェイは、演説台の前に立った。彼は「家族に、友人にカミングアウトしろ!」と訴える。ブリッグスやアニタ・ブライアントらの拠点でブリッグスと討論会をし、ますます注目されていった。この注目の裏で、新しくハーヴェイの恋人になったジャックは、孤独の中で自殺する。
1978年11月、ゲイの公民権を奪う"提案6"の投票が始まる。ロサンゼルスが65%で提案6を否決したのを皮切りに、次々と他の地区でも否決。ハーヴェイらは勝利した。ひとり反対したホワイトは辞職するが、すぐに撤回。再任を望み、市長に面会する。しかし市長は拒否。ホワイトは市長を撃つと、ハーヴェイを自分の元のオフィスに呼び、銃殺した。カストロ地区では、3万人以上の人が追悼デモ行進を行った。


すごく久しぶりにショーン・ペンを見たんですが、痩せててびっくりしました。演技力のせいか、ゲイっていわれても殆ど違和感を感じなかったのにも驚きです。
劇的に演出したシーンはあまり見られず、淡々とした進み方が却って真実味を感じさせました。
MILK01.jpgハーヴェイ・ミルクのことはよく知らなかったんですが、ずっと落選し続けて、たった1年しか市政委員をやっていなかったのが驚きでした。まだこれからというときに亡くなってしまって、無念だったんじゃないかと思います。ストレートなら持ってあたり前の権利を、こんなに戦って勝ち取らなきゃいけないなんて、本当に厳しい時代だったんだと痛感しました。いや、でもまだ続いてますよね。DADT(Don't ask, don't tell)は撤廃したけど、同性婚のこととか、まだ戦っていかなくちゃならないことがゲイの人達にはたくさんあります。ミルクはその一歩を切り開いたんだと思いました。
ゲイだからといって解雇されるっていうのが納得いかないんですが、どうしてそういう思考になるのか… 「神が同性愛を否定してるから」おかしいだのモラルが低いだの言っちゃう? なんか思考停止してますよね 自分で理由も考えられず、「お母さんがダメって言ったから」みたいな子供の思考ですよ。
ブリッグスが討論会で「ゲイの教師は生徒をゲイにする」みたいな話やまるでゲイ=小児愛好家みたいな頓珍漢な話をして、ミルクに突っ込まれてたのが笑えましたが、支持者がブリッグスのいうことに拍手したりうなづいたりしてたのが恐ろしいです。同じ思考の人がこんなにいるのかって。
MILK05.jpgスコットがなんだかちょっと可哀想でした。ミルクの家から出ていく時も、彼はオペラを聞いててスコットの方を見ようともしないし。最後は一緒にオペラを見ようなんて約束して、また元の関係に戻れるのかと思いきや… スコットは別れてからも度々会いに来てミルクの意志を継ぎ、出会いこそ行きずりだったけど、彼をずっと愛してたのかな?と思うと切ないです。それにしてもジェームズ君、「スパイダーマン」で見た時よりムッチリして管理人好みになりました(笑)
クリーブが後世あんなに重要人物になるとは思いませんでした。ミルクの運動員の中でも重要な役回りをしてたのには違いがありませんが。最初全く政治に興味を持ってなかったですもんね。ミルクの影響力を感じました。
ホワイトは結局どっちだったのかな? ミルクはゲイじゃないかって疑ってましたけど。何に対しても白黒付けないといけないような考えでカトリック教徒の多い保守的なところで育った人がゲイなんだとしたら、それはそれで彼にも人には計れない苦労があったんだろうなと思います。周りからの圧力も相当あったのかも。時代が時代なら、彼はカミングアウトできたかもしれないし、ミルクとはいいライバルや同志でいられたのかもしれません。

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FromBeginnnigToEnd.jpg
Thomas(Rafael Cardoso)、Francisco(João Gabriel)
原題「Do Começo ao Fim」 2009年 ブラジル作品

FromBeginnnigToEnd01.jpgフランシスコとトーマスは裕福な家庭の兄弟。トーマスが生まれたときまだ目が見えておらず、最初に彼が見たのはフランシスコの顔だった。
医者の母親ジュリエッタは健康のためにと、フランシスコとトーマスに水泳を習わせている。ふたりは仲が良く、何時間も一緒に風呂に入ったり、夜一緒に眠ったりすることもある。ある日フランシスコは喧嘩で足を折ってしまい、ジュリエッタの病院の診察室に運ばれる。診察の真似事をしながら体を寄せ合うフランシスコとトーマスに、ジュリエッタは違和感を感じた。
フランシスコとトーマスは、クリスマス休暇にブエノスアイレスにある、離婚した父親ペドロの家を訪ねた。ふたりの様子を見たペドロは、ジュリエッタに相談する。ふたりは親密すぎるのだ。ペドロはその親密さに性的なものを感じ取るが、ジュリエッタはまだ子供だからと、意に解さない。ペドロはふたりに話して聞かせる必要を感じていた。
FromBeginnnigToEnd02.jpgある日トーマスは継父アレクサンドルの仕事道具である絵の具を使っていたずらし、アレクサンドルに怒られてしまう。フランシスコはトーマスを庇い、「今日から僕がずっとトーマスの面倒を見る」とアレクサンドルに言い放った。部屋に戻ったふたりは、ずっと一緒だと約束する。
ペドロが亡くなった。まだ幼いトーマスだったが、「永遠なものなんてない」と実感する。15年後、ジュリエッタが世を去った。ジュリエッタの友人で家政婦のリタも家を去り、アレクサンドルも旅立って、家にはフランシスコとトーマスふたりきりになった。ふたりは服を脱ぎ、抱き合った。フランシスコは「お前には愛が必要だ。だから愛している」と言った。だがフランシスコ自身も、トーマスを愛することで充足感を感じていた。僕たちの愛は誰にも非難できない―。
FromBeginnnigToEnd04.jpgトーマスは再び水泳を始めていた。コーチのイワンは、オリンピックのための特訓に彼を誘う。驚きながらも喜ぶフランシスコとトーマスだったが、トレーニング先がロシアとわかり、一気に顔を曇らせた。特訓の期間は3年もあった。その間ふたりは離れて暮らすことになる。トーマスは躊躇した。イワンの前では気丈を振舞い、トーマスに「おめでとう」というフランシスだったが、内心は激しく葛藤していた。帰り道、ふたりは激しくキスし合う。
FromBeginnnigToEnd05.jpgトーマスはロシアに行くべきか悩んでいた。本心では行きたくはないのだが、フランシスコもアレクサンドルも行くべきだという。ロシア行きを決心したトーマスに、フランシスコは指輪を嵌める。トーマスも用意してあった指輪をフランシスコに嵌めた。これは婚約指輪なのだ。ふたりはブエノスアイレスへ旅行に出た。バーに行ったフランシスコは、女性とタンゴを踊るトーマスを見ながら、ふたりで踊る場面を想像していた。
トーマスはロシアへ旅立ち、ふたりは離れ離れの生活を始めた。連絡はスカイプで取り合っている。フランシスコは寂しさを紛らわそうと、パーティに出始めた。フランシスコはパーティで出会ったビアンカと親しくなり、友だち付き合いをしている。しかしビアンカの方はフランシスコに恋愛感情を抱いていた。フランシスコはビアンカを自宅に呼んだ時、人恋しさからついビアンカとキスしてしまう。フランシスコは罪悪感を感じ、彼の薬指に指輪を見たビアンカは出て行った。フランシスコはトーマスの居ない寂しさに苦しんだ。
愛は変えようとして変わるものではない。拭い去ろうとして拭えるものではない―。ノックがしてトーマスがドアを開けると、そこに立っていたのはフランシスコだった。


兄弟間の恋愛物です。どんだけ暗い切ない話になるのやらと思っていたら、まさかのハッピーエンド?! これは全く予想外でした! 絶対悲恋になると思ってたのに! まぁ先を考えると、不安材料はたくさんあるんですけどね
FromBeginnnigToEnd03.jpg展開が唐突に進むのでびっくりします。エェ?(゚Д゚≡゚Д゚)ハ?の連続! いきなりお父さんやお母さんが亡くなってお葬式してたりとか(病気・事故の描写も説明もなし)、突然ふたりが肉体関係を持ってしまったりとか。兄弟間の恋愛なんてタブーだし、葛藤とかどうやって描かれてるのかと期待していたら、"自然に"という言葉すら間に合わないほどあっさり何の躊躇いもなく…というかむしろお互い望んでデキてしまって、( ゚д゚)ポカーンって感じでした。言葉ではお互い兄弟だと言いながら、それではない関係を感じました。もっと身近というか、自分の体の一部みたいな?
驚いたといえば、兄弟がじゃれ合ってるだけで、両親が変に性的なものを感じ取ったりすることもです。結果的にこの兄弟はデキてしまったのですが、普通は「仲がいいなぁ」くらいにしか思わないのではないかと。ブラジルでは、兄弟ってそんなにじゃれ合ったりしないものなんでしょうか? しかしお父さんは心配しながらも、結局兄弟に話して聞かせることはなかったようです。思い過ごしってことになったのかもしれません。
継父のアレクサンドルがなかなか良かったです。お母さんが生きている間は兄弟とは一歩離れていた感じだったのですが、トーマスがロシアに行った頃は、離れて住んではいてもちゃんと父子になっていました。「僕の息子」って言うところにグッと来ました。
FromBeginnnigToEnd06.jpgそれにしても、どうしてこの兄弟がこれだけラブラブなのか、よくわかりません。お兄ちゃんの方は父性愛というか庇護欲みたいなのがあったのかな?って思いますが。弟の方は、鳥が初めて見たものを親と思う、みたいな感じで、兄を特別な存在として認識してしまったとか?
ビアンカが若干ビッチに見えたので、この人が兄弟の仲に割って入って、悲恋の原因になるんじゃないかと想像してましたが、意外にあっさりフランシスコのことを諦めたのもちょっと驚きです。罪悪感を感じてるフランシスコに、「キスだけだから」って慰めてるし、悪い人じゃないようです。兄は女性と出来るってことは、多分バイなんでしょうね。それとも、男性も好きというわけではなくて弟だけ特別なのかな? 最初ビアンカの友人のDJとどうにかなるんじゃないかと思ってヒヤヒヤしました(笑)
そうそうこの映画、全裸シーンが3回もあります。兄ちゃんモロ出しです そのうちのひとつが、兄ちゃんが妄想するダンスシーンなんですが、兄ちゃんのほうが女性ポジションでした!! 兄ネコか?! 自分が思ってないほうがネコって、ポルノ見ててもよくあります(笑)

「続きを読む」にトレーラーがあります。

※ネタバレがあります。これからご覧になる予定の方はご注意下さい。

Iht(Chaiwat Thongsaeng)、Maek(Rattanaballang Tohssawat)
原題「เพื่อน...กูรักมึงว่ะ(Friend...I love you)」 2007年 タイ作品

メイは殺し屋をしている。母がAIDSのために金が必要なのだ。彼の弟マオもAIDSだった義父から強姦され感染していた。
メイは元軍人で警官イットの拉致を依頼される。彼が組織の秘密を知ったからだ。メイは外で婚約者サイとデート中だったイットらを襲撃。ボスのところへイットを連れて行ったメイは、イットが悪人でないことを知り殺害を拒否。銃撃戦になり、メイは組織から追われることになった。
イットは撃たれたメイと逃げ、メイの隠れ家であるビルの小屋に隠れる。彼の肩から銃弾を抜き取り、甲斐甲斐しく彼の世話を始めた。また彼に家族がいるのを知り、メイの母親と弟マオにメイがしばらく戻れないことを伝え、自分の金をメイからだとマオに渡す。
夜、イットは婚約者サイに、しばらく帰れないと電話。メイのことが心配なのだ。小屋に帰ったメイは突然何者かに襲われる。イットがボスが差し向けた殺し屋に尾行されていたようだ。だがふたりで殺し屋を返り討ちにする。
傷も治りかけ、ひとり屋上でドラム缶風呂に入っているメイに、イットは「背中を流そうか?」と声を掛けた。戸惑うメイだったが、そうしてもらうことにする。肩越しに見つめ合ったふたりはキス。そして抱き合った。夜イットが目覚めると、メイが自分に銃を突きつけて立っている。メイはイットと関係したことを後悔していた。「自分の気持ちに素直になって欲しい」と訴えるイットだったが、メイはただ銃を突きつけ「出て行け!」と繰り返すだけだった。帰ってきたイットの様子に、サイは違和感を覚えた。
BangkokLoveStory09.jpgメイを忘れられないイットは何度も屋上へ向かったが、メイはイットに会わないよう徹底的に避けた。イットは思い立って携帯電話をメイの元に置いていくが、何度電話してもメイは出ようとしなかった。ある日イットが小屋に向かうとそこには人形が置いてあり、彼はメイが完全に自分を無視しているわけではないと知った。イットは家に人形を持ち帰ると、それを抱いてソファで眠った。翌日イットは、屋上でメイのハーモニカの音を聞く。彼はそばにいるであろうメイに向かって、自分の気持ちを告白。メイは物陰に隠れると、涙ながらにその告白を聞いた。サイはそんなイットとの間に、大きな距離を感じていた。
メイの留守中、マオらは周囲の偏見と暴力に苦しんでいた。マオたちがAIDSだとわかった若者たちが、マオに暴行していたのだ。夜暴行されているマオに出会ったイットは、彼を助ける。「奴らにされるがままなのか?」と問うイットに、マオは悔しそうに「負けるとわかってるのに。運が悪すぎる…」と答えるのだった。
バイクを売って金にしたメイが実家に帰ろうとすると、実家の前でイットが待ち伏せていた。メイは唖然としながらも惹き寄せられるようにイットと熱いキスを交わす。その様子を偶然メイの母親が、そしてイットを尾行してきたサイが見てしまう。
我に帰ったメイはイットから離れ、母親とマオのもとへ向かう。マオが金を持っていることを不審に思ったメイに、マオは売春していることを告白。それを聞いてしまった母親は自殺を図った。まだかすかに息があり彼女を助けようしたメイだったが、メイを狙った銃弾が母親に命中する。サイは自宅で衣装合わせの時のビデオを見ていた。その中でイットと友人のただならぬ雰囲気を察し、イットに別れを切り出した。
メイを捜すイットに、マオから連絡が入る。ふたりで町を出る約束をしていたのだが、メイが「仕事を片付けてくる」っと言ったまま戻らず、心配でイットに連絡したのだ。イットはそれを聞くとメイのところへ向かった。殺されないためには殺すしかない。メイは次々と手下を撃つとボスを殺害し、その場を後にした。入れ替わりにイットがボスの屋敷を訪れる。メイを捜してボスの部屋に入ると彼の愛人がおり、殺されると勘違いした彼女は、イットに向かって何度も発砲した。
ホームで待つマオの元に現れたメイだったが、直後に警官に取り囲まれ逮捕される。マオはどうすることもできずホームで倒れた。
BangkokLoveStory12.jpg収監されているメイの元にイットがやってくる。彼はマオの面倒を見ると言う。メイはイットの目に違和感を感じた。ボスの愛人が撃った弾がガラスに当たり、その破片がイットの目を傷つけ、彼は失明していたのだ。
(※)病院に何度かマオを見舞っていたイットは、ある日彼のベッドが空になっているのを知る。マオは自殺した。メイは獄中でそれを知り、彼の遺書を読んだ。メイはマオを絶望を感じ泣いた(※)
25年の刑期の後、メイは釈放される。刑務所の外には雨の中をイットが迎えに来ていた。彼はまだ目が見えなかった。「俺がお前の目になる」メイがそう約束したとき、銃声が響いた。イットは倒れたメイに手探りで近寄ると、彼に泣き縋った。
数ヵ月後、イットがメイに渡した携帯電話を見ていた。メイがその中にビデオを遺していた。それはメイからの初めての告白だった。


英版、米版DVDでは、あらすじの※部分がカットされ、特典として収録されています。
2008年の東京国際レズビアン&ゲイ映画祭でも上映された作品です。タイではゲイ物といえばコメディなんだそうで、こういうシリアスな同性愛映画は意外と珍しいんだそうです。しかも激しいメイクラブ・シーンまであるので賛否両論だったとか。
これは泣けます そして萌えます
どうしてイットやメイ家族がこんなに不幸になっていかなければならないか、もの凄く理不尽さを感じます。特に弟マオが可哀想でした。義父にレイプされてAIDSになって自殺だなんて… 最後も最後で、メイの出所まで25年待ったんだから今度こそ幸せに…と思ったらいきなり撃たれてるし… 真相はわかりませんが、もしイットへの角膜移植のためにメイが自分を殺してくれるよう頼んでたんだとしたら、「イットが望んでたのはそんな事じゃないよ」って言いたくなりました。
恋愛部分でもかなり切なくて泣けます。メイがイットを拒むのは、殺し屋と警官かつターゲットという関係のこともあるんですが、ゲイということがどうしても義父を思い出させてしまうから。実はメイも義父にレイプされかけたらしいのです。でも徹底的にイットに会うのを避けてはいるけど拒否しきれない部分もあって、またイットがさして躊躇もなく一途にガンガン気持ちをぶつけてくるのが熱くて、なおさら切ない気持ちにさせられます。
そんな感じでとても切ない話なんですが、何気に笑えるツッコミどころもありました。タイはやっぱり暑いせいかやたら下着一枚タオル一枚になってるシーンがあるし、イットがメイに追い出されて下着姿のままバス停で泣き崩れたり家まで帰ったりするし(服はちゃんと持ってきてますw)、全裸になるシーンでうまい具合に柱が股間を隠すシーンがあって笑ってしまいました メイの面倒をみるイットのあまりの甲斐甲斐しさも可笑しかったです。動けない間の世話はもちろん、動けるようになってからも薬も飲ませてあげたりとかして(笑) メイも驚きながらも「まぁいいか…」ってイットに世話されてるのが可愛いし萌えるし可笑しいです。そんな感じで微笑ましく笑える部分もあるから、切なさ悲しさが余計に際立ってました。
個人的に、設定に燃(萌)えました 殺し屋とターゲットの警官ですよ! もういかにも何か起こりそう! こういうクライムアクションとゲイが共存する映画って、他には「Burnt Money」くらい(「ケレル」もかな?)しか見たことがなかったので新鮮でした。普通のゲイの人の日常を描いたのもいいですが、こういうのもいいですね~ ゲイストーリーのフィルム・ノワール、もっとないかな? キャラが硬派なのもいいです。メイにメロメロなイットはともかく(笑)、メイは一貫してクール。そういうキャラが、相手の知らないところで相手を想ってるところを垣間見せるのがたまりません! 映像的には綺麗に撮りながら、泥臭さが無くなっていないところが人間味溢れていて良かったです。香港映画を彷彿とさせました。
最後、役者さん情報ですが、イット役のChaiwat君が当時18歳(若ッ!)、メイ役のRattanaballang君が27歳、マオ役のWeeradit Srimalai君が20歳だということ。Chaiwat君、Rattanaballang君ともにノンケだそうです。いい体してるし可愛いのに残念 Rattanaballang君はこの後、映画では管理人の苦手なホラーにばっかり出てるのもちょっと残念です。Chaiwat君の方は、下着モデルをやっている画像を見ました。

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2012年09月10日発売(amazon.co.uk)

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    割りと飽きやすいので感想が完走してないのも多いです(^^;
    たまに萌えが炸裂している感想もあるのでご注意下さい。(一応直前に警告文を入れています)

    画像は「ブラザーズ&シスターズ」のケヴィンことマシュー・リースさんです♡ 出演作をレビューしています。

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